◆競泳日本選手権第3日(15日・東京辰巳国際水泳場) 男子200メートル平泳ぎ決勝で、2年ぶりの優勝を狙った休養明けの五輪覇者・北島康介(27)=日本コカ・コーラ=は、2分12秒53で4位に終わり、8月のパンパシフィック選手権(米カリフォルニア州アーバイン)での代表復帰に黄信号がともった。最終日(18日)の100メートルに最後の望みを託した。
屈辱とショックに満ちた惨敗だった。北島は肩で大きく息をつき、声を震わせながら「死ぬのは一緒だが、ひどい死に方をした。きちんと200メートルを(予選から決勝まで)3回泳ぐ力がなかった」と自身のレースを振り返った。
06年の日本選手権4位以来の表彰台落ち。スタートから100メートルまでの独泳は北京五輪で2連覇した時と同じ勝ちパターン。だが、折り返しで急失速。ラスト50メートルのラップタイムは前半より5秒以上も遅い36秒。2位の末永雄太(チームアリーナ)とはほぼ体一つ分離され、優勝の立石からは3秒以上も遅れた。
2年のブランクを背負い、約半年間の準備期間で臨んだ。初日の50メートルでは日本新を出し好調かと思われた。「一番いい」と自信を持って臨んだ200メートルだったが結果は「思い描いてきたものとギャップがあった」。
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