頭の片方が痛む群発頭痛は、一見片頭痛と似ていますが全く別の頭痛です。
片頭痛とは、数日から数週間の間をおいて繰り返しますが、群発頭痛は、ある一定の期間、毎日のように痛みが続きます。それはもう耐えられない痛さといいます。しかし、その痛みの持続する時間は1~2時間と短いのが特徴です。
片方の目や目の上の部分・こめかみの部分に「えぐられるような」激しい痛みが襲い、頭を抱えてころげまわるほど強くなって、じっとしていることができません。一方、片頭痛の場合は体を動かすことのほうが辛いので、全く異なりますね。
また片頭痛が女性に多いのに対して、この群発頭痛は男性に多いのも特徴といえます。一度この頭痛が起こり始めると、1~2ヵ月間もの間連日のように発症するのが特徴です。このように痛みが「群発地震」のように発生することから群発頭痛と呼び名がついているわけです。
さらに睡眠中に起こりやすい頭痛でもあり、痛みで目を覚ますことも度々あると言われます。ただ片頭痛と違って嘔吐感はありませんが、痛む側の眼が充血したり、涙が出たりすることもあるし、鼻が詰まったり鼻汁が出たり、顔に汗をかいてまぶたが脹れることなどもあります。これらは、片頭痛と同じように「血管が拡張して痛む頭痛」と考えられています。
群発頭痛の起こる時期の頻度は、年に1~2回、あるいは2~3年に1回といい、その期間が過ぎれば頭痛はほとんど起こりません。期間中はほぼ毎日頭痛をひき起こし(隔日~多くて1日8回くらい)、1回の頭痛は1時間程度で自然に治る(15分~長くても3時間程度)のです。
