「私は頭痛持ちだ」と自覚している人で、MRIを一度も撮ったことがないという人は、何はともあれ専門医に相談をしてMRIを撮りましょう。MRIを撮ることによって、二次性頭痛として分類される「くも膜下出血・脳出血・脳腫瘍・脳炎・慢性硬膜下血腫」などの病気の有無がわかります。
MRI診断で何も発見されなければ、また頭痛になっても一安心です。あとは、あなたの頭痛が片頭痛なのか、緊張型頭痛なのか、または群発性頭痛な度かに分類していくことになります。
一方で、頭痛には脳以外の病気によるものもあります。
たとえば、急性の緑内障の場合は、発作の時に眼窩から前頭部にかけて頭痛を起こしますし、急性副鼻腔炎(蓄膿症)でも前頭部を中心としたひどい頭痛が起こることがあります。顎のかみ合わせが悪くてなる顎関節症も頭痛を伴う場合がありますし、顔面の片側から後頭部にかけて、一定の間隔をおいたピリピリと走るような痛みが続くときは三叉神経痛、後頭神経痛の可能性があります。
うつ状態で頭痛となることもあると言われるように、一口に頭痛と言っても、原因や誘因は人ぞれぞれです。その原因をはっきりさせるには、医師の診断が不可欠です。そのうえで、根本的な原因となっているものを取り除けば、痛みに悩まされない毎日が過ごせるようになるでしょう。
