頭が痛い時は、水枕をはじめとするいろいろな方法で痛む箇所を冷やすと気持ちいいですね。だから、頭痛の応急処理は冷やすものと考えている方が多いと思いますが、実はこれが大きな間違いだったのです。頭痛にもいろいろな種類があり、冷やしてしまうと却って悪化する場合もあります。逆に温めるほうが頭痛を鎮めるのに効果的な種類があるのです。
「片頭痛」、一般的に、冷やすと良いと思われている頭痛はこの片頭痛です。片頭痛は、血管が拡張しておこるので、温めると血管がさらに開いてしまい、却って悪化します。だから、片頭痛の痛みは、冷やすのが正解なのです。
一方、「緊張性頭痛」は冷やしてはいけません。なぜなら、この頭痛は筋肉の緊張から頭痛になるので、冷やしては血流が悪くなって悪化してしまいます。血流を良くしなければいけないので、緊張性頭痛は温めるのが正解です。
応急処理をまとめると、片頭痛の場合はこめかみを冷やし、緊張性頭痛の場合は頭の後ろを温めるのです。冷やすと頭痛が楽に感じるのは、冷たさで神経が麻痺するために痛みが和らいだような気がするだけです。残念ながら、根本的な解決にはなっていないのですね。
