カルシウム拮抗薬は、偏頭痛の予防薬として使われています。
偏頭痛は、血管が収縮し、それが拡張することによって起こります。血管の壁には、平滑筋という筋肉の層があります。この筋肉の細胞にカルシウムイオンが流入すると、筋肉が収縮するという体の仕組みになっています。
だから、最初に収縮してしまうことを防ぐことができれば、偏頭痛は発症しません。カルシウム拮抗薬は、カルシウムイオンが平滑筋の中に取り込まれないように防ぐものです。
カルシウム拮抗薬によって血管の収縮を抑え、それに続く血管の拡張という流れをコントロールすることで、偏頭痛などを予防するのです。
カルシウム拮抗薬には、血管を拡張させ血圧を下を下げる効果があるため、
一般には血圧降下剤として使われています。また、カルシウム拮抗薬には副作用がほとんどありません。
ただし、血管が拡張するため、顔面のほてりやのぼせなどの症状が見られる場合はあります。
