頭痛の原因として考えられているものにはいろいろありますが、不安や悩みなどのような、精神的なストレスが頭痛の原因だと判っている場合、抗不安薬や抗うつ薬が治療の一環として用いられるケースもみられます。
精神的なストレスが原因で起こる頭痛は、緊張性頭痛となります。抗不安薬は脳の異常な興奮を抑えたり、不安感やイライラ感をやわらげるだけでなく、筋肉の緊張をほぐす作用もあるので、頭痛の原因となっている筋肉の緊張を解解消することで改善されます。
また、抗うつ薬には、頭痛に深く関係している脳内神経伝達物質・セロトニンのはたらきを正常化したり、憂うつ感や不安感を緩和する作用もあります。いずれも精神的な緊張をやわらげる効果があります。抗不安薬にはエリスパン、メイラックス、セルシンなどが、抗うつ薬にはトリプタノール、レスリンなどあります。
いずれも病院で処方される薬になっています。ストレスが原因の緊張性頭痛の場合、専門医の診断が必要ですので、早めに受診したほうがよいでしょう。
