薬剤師に対する認識変革を-08年回顧と09年の展望(4) 薬剤師認定制度認証機構・内山充代表理事
■積極的に業務分野の拡大を
―昨年の年頭には、薬剤師の社会的責任についてお話されていました。今年、薬剤師に望むことをお聞かせください。
これからは、社会の中で薬剤師という仕事に、より多くの価値観が生まれる必要性があります。これまで薬剤師は、「患者に顔が見えない」といわれたりしてきましたが、薬剤師に対して社会が期待し、「やはり薬剤師がいなければならない」と思うように、認識が変わっていかなければなりません。
―薬剤師が社会から期待される存在になるため、何が必要でしょう。
例えば、昨年に厚生労働省から出された「安心と希望の医療確保ビジョン」には、薬剤師のスキルミックスが盛り込まれました。また、日本病院薬剤師会からは、新しく求められる薬剤部の業務として、薬剤師がバイタルサインをチェックできるようにするという提案もありました。このほかにも、薬剤師に対するさまざまな要望や提言がなされていますが、これらを個々の薬剤師が人ごととせず、自分の問題と思って意識的に行動していく必要があります。それらを、「誰かがやるべきだ」と考えるのではなく、自分がやらなければならない自分の問題として考えれば、自己反省や自己診断が生まれます。そうすることで、何ができるのかが新しく見つかるのです。人ごとと考えない。これが一つ目です。
また、新しい認識を社会から得るには、何かが変わらなければなりません。どうすれば変われるのか、自分で分からなければ変わることはできません。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000004-cbn-soci
