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社会不安障害―社交恐怖の病理を解く (ちくま新書) |田島 治

社会不安障害―社交恐怖の病理を解く (ちくま新書)社会不安障害―社交恐怖の病理を解く (ちくま新書)
田島 治
筑摩書房 刊
発売日 2008-06


当事者の立場から読んで 2008-12-03

社会不安障害(SAD)とは何ぞや? という方が多いと思われます。


単純に言えば、「極度のあがり症」のことです。


そしてその「極度」とは、本人ですらコントロールできないほど「異常」なものであり、


我慢や努力といったものでは容易には改善できないほど酷いものです。


その結果、人と接する場面を意識的に避けるようになり、仕事・恋愛・日常生活にまで悪影響が及び……



自分みたいな引きこもりが誕生することになるのです。


そして引きこもるまでにはいかないまでも、SADに苦しんでいる人は100人に5人から15人とも言われます。



本書はSADの症状とその治療法について大変詳しく説明されています。


さらにSADや鬱病に使われながら、最近副作用に「自殺の恐れ」が指摘された「SSRI」の是非についても冷静に指摘されています。


本書によると、確かにSSRIを飲んで自殺衝動が起こる人もたまにはいるようです。しかし実際にそうなってしまった際にすぐに医者に相談すれば、薬を減らしたり変えたりすることでそうした最悪の事態はかなり避けることができるようです。



とにかくSADに悩んでいる人にとって本書はまるで福音のようなものです。


惜しむらくは、タイトルを見ても「社会不安障害」という名前を知らない人には本書を手に取ってもらえないことと、出版年が2008年とあまりにも「最近すぎる」ことです。


SADの症状を訴える人が意外に多いことは、欧米では10年以上前から知られていました。それなのに日本では……。


社会不安障害や鬱病に限らず、200人に1人以上の人が苦しむ「決して少なくはないマイノリティな」病気や障害(例えば乳がんなど)に対して、我々は理解を深めていくべきだと思いますね。


さらに詳しい情報はコチラ≫




社会不安障害―社交恐怖の病理を解く (ちくま新書) は、友達に紹介されました。この本を読むと、今までの自分の考え方を反省させられました。私の人生を180度変えた、1冊でもあります。
社会不安障害―社交恐怖の病理を解く (ちくま新書) を読むと問題とされている事に対してその印象が変わってくると思います。
この本は難しい話ではなく、気軽に読めます。さっと読めますので、時間をみつけてぜひ読んでみてください。社会不安障害―社交恐怖の病理を解く (ちくま新書) は思わず引き込まれて、とばさずについ読んでしまう本です。

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