強迫性障害・聞きたいこと知りたいこと田村 浩二
星和書店 刊
発売日 2008-07
社会人として実務をしている方にはちょっと… 2008-11-12
作者のおっしゃりたいことは良くわかります。
特に、実体験に基づいているわけですから。
しかし…私も大学入学時(19歳の時)からこの障害に苦しんでいまして、
卒業、就職後も4?5回主治医を変えましたが、
やはり、この著者のように“どうしようかと迷ったら、行動に移さないこと”、
を言われて来ました。
確かに、強迫行動を実行に移さないことは可能です。
しかし、実際に社会人として仕事に向かう場面では、
具体的な強迫行動を行なうことは減ってきたとしても、
意味不明の不安感、強烈な雑念はどうしたって振り払うことはできません。
医師に言われたとおりの服薬を守っていても、それは同じです。
そうなると、仕事上の実務にははっきりと弊害があるわけで、実際、私の場合、
この障害に基づく仕事上のミスにより、3回ほど転職を繰り返しており、
発症以来20年近く経ちますが、いまだに“強迫性障害”で通院しております。
入院生活を送っていらっしゃる方ならば、確かに生活上の実害は少ないでしょうが、
仕事を、特にデスクワークをしていると、とても苦しさからは逃れることは
出来ないというのが実情です。
発症以来20年近く治療を受けているのに、です。
この本、確かに類書に比べていい本であることは認めます。
しかし、著者は、多分に運が良かった(仕事環境など)と思わずにはいられません。
やっぱり早寝早起きが健康的な生活の基本ですよね。
さて最近読んでご紹介しとかなきゃいけないと思った本が、強迫性障害・聞きたいこと知りたいこと 。
読んだのは2週間ほど前なのですが、強迫性障害・聞きたいこと知りたいこと を読んだあとも、しばらくいろいろ考えさせられました。
なにか考え直さなきゃいけないことがあるのは、間違いないと思います。
強迫性障害・聞きたいこと知りたいこと 、深いです。評価が分かれるかもしれないので、他の方のレビューもチェックしてみると面白いと思います。
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